グイマツ(色丹松)
グイマツは(グイマツ:学名 Larix gmelinii var. japonica Pilger) 別名 色丹松(シコタンマツ)と呼ばれます。 マツ科です。
原産地
サハリンや千島列島南部。
樹形
円錐型で、高さは30m程度になります。
幹の直径は1mほどになります。
枝は水平かやや垂れ下がっています。
樹皮
色は、暗褐色〜灰褐色です。
若い枝は、赤褐色で光沢があります。毛が生えています。
葉
針状で長さ1.5〜2p程度。
先端は尖っていて軟質です。
淡緑色で光沢はありません。
短い枝の先に20本ほど束生しています。
秋に黄葉して、落葉します。
花
雌雄異花です。
5月に咲きます。
球果
直径が1.5〜2pの球形で、カラマツに比べると小型です。
種子鱗片はほとんど反り返りません。
秋に褐色して熟します。
利用
北海道各地に植林されています。